Waterpolo’s blog

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水球日本選手権男子10月9日(日)結果と試合内容

日本選手権 水球男子 10月9日(日) 結果と試合内容

1 3位決定戦 専修大学 対 ブルボンウォーターポロクラブ柏崎

結果:ブルボンウォーターポロクラブ柏崎勝利

点数:11対19(1P 3対2 2P 2対6 3P 3対5 4P 3対6)

試合内容専修大学は浦選手を、ブルボンは前野選手や外国人といった互いに強力フローターを中心とし、セットを得意としたチーム同士の戦いとなった。序盤、フローターにボールを集めたいブルボンに対し、専修大学は1番2番を下がり目にし、ミドルを打たせる作戦をとる。ミドルシュートが中々入らず攻めあぐねるブルボンに対し、専修大学は退水のチャンスを確実に決めていき、第1ピリオドを3対2とリードする。第2ピリオド、専修大学は引き続き1番2番を中心とした下がりディフェンスを展開するが、ブルボンによる1番、2番、3番を中心としたパス回しからのミドルシュートが決まるようになり、一挙6得点を挙げる。専修大学も中山選手や原選手の得点があったが、このピリオドで逆転を許してしまう。第3ピリオド以降も下がりディフェンスの専修大学に対し、試合巧者のブルボンがそれを攻略し、危なげなくブルボンが勝利した。

 

2 決勝戦:IKAIKingfisher74 対 日本体育大学

結果:IKAIKingfisher74勝利

点数:28対15(1P 7対3 2P 6対6 3P 7対3 4P 8対3)

試合内容:ほぼ日本体育大学出身者で構成されているKingfisher74対日本体育大学の現役生と、2013年日本選手権以来の同門決勝対決となった。お互いにパスラインディフェンスやノーファールプレスからの早い試合展開を得意としたチーム同士、現役日本代表を数多く誇るいわゆる格上Kingfisher74に対し、日本体育大学の若き力がどこまで届くかが、という試合であった。第1ピリオド、荻原選手の退水からの素早いシュートにより、日本体育大学が先制する。だが、Kingfisher74のカウンター個人技により、すぐさま逆転を許してしまう。荻原選手も得点を重ねるが、Kingfisher74の勢いを止めることが出来ず、第1ピリオドを7対3と4点差Kingfisher74リードの状態で終える。第二ピリオド、開始20秒で日本体育大学村岡選手が得点し、勢いが日本体育大学に傾く。宮澤選手のペナルティ誘発から渡辺選手、山下選手、渡辺選手と連続得点し、ついに同点へと追いつく。このまま逆転と思われたが、ここでKingfisher74鈴木選手が退水チャンスを冷静に決め、流れを断ち切る。その後、日本体育大学は宮澤選手や渡辺選手、Kingfisher74は足立選手を中心に得点を量産し、第二ピリオド時点で13対9とハイペースな試合展開を見せる。第3ピリオド以降、日本体育大学の勢いにKingfisher74のプライドが刺激されたのか、執拗なディフェンスからのカウンターが増え始め、点差を突き放していく。日本体育大学も必死に食らいつくが、力及ばず。最終的には13点差をつけ、Kingfisher74が勝利した。

終結

優勝 IKAIKingfisher74

準優勝 日本体育大学

第3位 ブルボンウォーターポロクラブ柏崎

第4位 専修大学

ベスト8 明治大学付属中野高等学校

ベスト8 明治大学

ベスト8 慶應義塾大学

ベスト8 筑波大学